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久しぶりのレックス・スタウト [本]

先日、梅田に出る用事があったので、
久しぶりに本をじっくり探す機会がございました。

まぁ、店内は広くとも、わたくしが探すのは
時代小説コーナーと、推理小説コーナー、
そして新刊コーナーくらいでございますが。

そこで見つけた、
スタウトの作品。

黒い山 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1828)

黒い山 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1828)

  • 作者: レックス・スタウト
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/09/10
  • メディア: 新書


おぉ、これは家には無かったぞ!
ということで、即買い^^

思い起こせば、
スタウトの”料理長が多すぎる”を手にしてから何年経ったことか・・・。
最初は和田誠の表紙絵が気に入って買ったのでございますが、
あれよあれよという間にスタウト作品が増えていき・・・。

今回の作品では
あのウルフが外国に行く、という
考えられない^^展開が・・・。
(何故考えられないかは、今までの作品でのネロ・ウルフを知れば分かること)
ラストはあっけない幕切れではございましたが、
まぁ楽しめた一冊でございました。


2011-07-08 09:49  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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てふてふ荘へようこそ [本]

久しぶりに単行本を購入致しました。

”てふてふ”といっても、
”ちょうちょう”と読んではいけません。
国語のテストならば、正答でございますが、
この作品では、”てふてふ”をそのまま”てふてふ”と読むのが正しいそうでございます。
(そんなこととは知らず、本屋さんで店員さんに”あの、ちょうちょう荘~”と、
頼んでしまったわたくしでございます^^)

読み進んでいくうちに、
作品全体にたゆたう独特の空気感が、
やはり”ちょうちょう”ではなく、”てふてふ”だな、と。
そして、この”てふてふ”こそが、ラストでの重大なキーワードともなるのでございます。
おっと、これ以上書くと、
ネタばれになるので控えますが・・・。

きっかけは、いつもの新聞書評でございましたが、
買ってよかった!と思います。
設定が、ありそうでなかった、というのが一番の購入動機でございましたが、
期待を裏切ることなく、最後まで一気に読み切ってしまいました。
今まで読んだ本の中で、
読後感が似ているのは”万寿子さんの庭”でしょうか?
内容は全く違うのでございますが、人との関わり方とか、死生観(大げさですが)とか、
淡々とした流れの中にも、そうだそうだ、と思わせる表現があったりして・・・。

乾ルカさんのことは全く知らずに(失礼)、
この作品を読んだのでございますが、
他の作品もチェックしてみたくなりました。

てふてふ荘へようこそ

てふてふ荘へようこそ

  • 作者: 乾 ルカ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/05/31
  • メディア: 単行本



2011-06-17 10:22  nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 
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文庫本まで待てない [本]

新刊広告をみていると、
あれも読みたい、これも読みたいと、
思わせるような本がたくさん出てきます。

しかーし、単行本を次から次へと買い続けるには、
金も続かなければ、
置くスペースもない・・・。

というわけで、ひたすらその単行本が文庫化されるのを待つのでございます。

ただし、ベストセラーと呼ばれる物ほど、
文庫化される日は遠く、
気がつけば買うことすら忘れてしまった本も多数・・・^^

そしてまた、次の新刊へと触手が伸びるのでございます。

このたび、それを待たずして、
というか、待ちきれず、といった方が正しいか?・・・
購入致しましたのはこの一冊。

謎解きはディナーのあとで

謎解きはディナーのあとで

  • 作者: 東川 篤哉
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/09/02
  • メディア: 単行本


連休中に読むには
ライトな感じでよかろうかと。
装丁が気に入ったのもございますが。
梅田の紀伊国屋で購入致しましたが、
その際↑のようなことをブツクサひとりごちていると、
そばにいたお姉さんと目が合いました^^
彼女も同感、だったらしく、一言二言言葉を交わしましたが。
同じようなことを考えている人って結構いるものでございます。

で、感想。
本格派推理小説ではないにしろ、
トリックは結構凝っていたような気が致します。
執事好きの人間にも嬉しい^^キャラクターですし。
欲を言えばもっと、年配の重厚な執事が好みですが。


2011-05-10 10:26  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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風と共に去りぬ [本]

先日から、昔買って読んだ文庫本を
本棚から引っ張り出しては読み返しております。
この間までは、”細雪”を読んでおりました。
大阪の上流家庭のはんなりした雰囲気を楽しんでおりましたが、
昨日から読み始めたのが
”風と共に去りぬ”。
一気にアメリカ南部へひとっ飛びでございます^^
これもまた高校生頃に買った記憶がございます。
何度読んでも面白い一冊。
頭の中は常に”タラのテーマ”が流れております^^
何度も読んではおりますが、
細かいところははしょって読んでいたようで、
スカーレット以外の登場人物の細かい描写は殆ど記憶に残っておりませんでした^^

なので、”金はないが暇はある”のはんちんぐにとって^^、
じっくり読み返すことが出来るのでございます^^

風と共に去りぬ (1) (新潮文庫)

風と共に去りぬ (1) (新潮文庫)

  • 作者: マーガレット・ミッチェル
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1977/06
  • メディア: 文庫



2010-11-09 09:10  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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夜明けの橋 [本]

ウォーキングキャンペーンのご褒美の図書カードで買った、
この”夜明けの橋”。
我慢して待った分、期待度もMAXになっておりましたが^^、
期待を裏切らない良い作品でございました。

北重人氏を知っていたわけではなく、
書評で見て、あ、いいなと思ったのがきっかけだったので、
余計な先入観がなかったからか、
すんなりと世界に入っていくことが出来たからかもしれません。

藤沢周平を思い出させる・・・と、
言われていましたが、
文章の端麗さは確かに通ずるものがあるかと。

この短編の中で、
一番気に入ったのは、
最初の”日照雨(そばえ)”でしょうか。
淡々と始まり、どうなっていくのかと読み進むうちに、
途中から坂を転がり落ちていくかのような展開に。
ラストまで一気に読み切らせてしまいます。
何ともいえない”救われなさ”も感じるのでございますが、
それもイヤな感じにはならないところが、
この人の小説なんだな、と。

新作が読めないというのが本当に残念でなりません。

夜明けの橋

夜明けの橋

  • 作者: 北 重人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/12/22
  • メディア: 単行本



2010-05-28 11:30  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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読み返し [本]

昔、買った文庫本が山のように本棚にございます。
だいたいが、クリスティなんかの有名どころのミステリーですが^^

読み終えたら処分してしまう人も多うございますが、
わたくし、どちらかというと
年月が経ってからの”読み返し”というのが結構好きなので、
気に入った(買うときに)ものは自ずとたまっていく・・・
そして本棚がえらいことになる^^・・・のでございます。

で、昨夜久しぶりに読み返したのが、これ。

アクロイド殺人事件 (新潮文庫)

アクロイド殺人事件 (新潮文庫)

  • 作者: クリスティ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1958/08
  • メディア: 文庫


超有名どころ^^
でも久しぶりに読み返すと面白いのでございます^^


2010-05-21 09:20  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 [本]

ようやく手元に
ウォーキングキャンペーンの図書カードが届いたので、
早速書店に走ったはんちんぐでございます。

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 万城目 学
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2010/01/27
  • メディア: 新書


前から読みたかった、というのと、
久しぶりの読書だったせいか、
一気に読み上げました。

かのこちゃんの可愛らしさ、というか、
本来こどもはこうであるべきなんだ、というくらい
天真爛漫さが突き抜けております^^
阿川佐和子の”ウメ子”と、
”ルドルフとイッパイアッテナ”を足して、
万城目学のファンタジーさをふりかけたような作品?でしょうか?
(何が言いたいのかよく分からないが^^)
児童書でもいいかな、と思いました。


2010-04-23 11:52  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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シャッターアイランド [本]

アカデミー賞が発表されました。
今回は余り注目していなかったので、
動向はさほど気にはしておりませんでしたが、
これで”ハートロッカー”を観に行く人は増えるんだろうなぁと。

で、これから春休み、4月、5月にかけて封切られる映画が
たくさんございます。
今週末にも始まる”花のあと”は藤沢周平ファンならば外せないところでございます。

で、タイトルの”シャッターアイランド”。

広告で見て、何か見覚えがあるなぁとは思っておりましたが、
何年か前に、単行本を買って読んでおりました。
外国のサスペンス物は余り読むことはないのでございますが、
多分、何処かの書評で気に入って買ったのかと思われます。
(それすらも覚えていない・・・^^)
ただ、ドーンとダークな気分になったことだけは覚えております^^
また読みかえしてみようかと。

シャッター・アイランド (ハヤカワ・ノヴェルズ)

シャッター・アイランド (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 作者: デニス・ルヘイン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2003/12/11
  • メディア: 単行本



2010-03-09 09:22  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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図書カードが待ち遠しい^^ [本]

今日は五輪関係は小休止^^
昨日は、男子フィギュア(特に高橋選手の)を何回観ただろうか・・・(笑)。

新刊紹介などで、チョコチョコ見かけていた作品。

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 万城目 学
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2010/01/27
  • メディア: 新書


タイトルも可愛いけれど、
内容も気になる作品でございます。
ウォーキング参加賞の図書カードが手に入ったら、
前に紹介した”夜明けの橋”と一緒に読んでみたい!と思っております。


2010-02-18 09:22  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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電車で読む本 [本]

電車で読む本、といっても
わたくしのではございません。
ほぼマイカー通勤だった旦那が、去年から電車通勤になり、
小一時間は電車に揺られるので、
その間に本でも読もうか、と思ったそうでございます。

最初のうちは、ビジネス本みたいなのを読んでいたそうなのですが、
この際、長編小説を読むのもいいかな、と思ったらしく、
第一弾は(私もその後速攻で読んだ)
”不毛地帯”。
で、今は、
”坂の上の雲”。
いずれもTVの影響をまともに受けています^^
非常にのりやすい性格なのでございます^^

そして、そのおさがり?を
はんちんぐも読むこととなるのでございます。


2010-01-27 09:49  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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