図書カードを待つか待たないか [本]
万歩計が600000万歩を越え、
図書カードは貰える、というめどがたったはんちんぐでございます。
最近、書評欄に触手が伸びていきそうな書籍が無かったのでございますが、
先日やっと、おぉっとなるような作品を見つけました。
こちらでございます。
久し振りの時代小説。
カードが家に届くよりも
(まだ記録表も送っていないのに^^)
本屋さんで買ってしまう方が先になりそうな予感は致しますが(笑)。
まだまだソネブロ、重いです。
(いいかげんにしてくれっ!)
目がしばしば [本]
先週末から
”不毛地帯”を驚異的なスピードで読み始めましたが、
やはり”加齢化した目”には酷だったようでございます^^
昨日は4巻まで読んでいたものの
肩もこってきたので小休止。
今朝から最後の5巻目に入っております。
企業物の小説は、
専門知識がないと途中で???が入ってしまいますが、
それにもめげず読んでおります。
4巻まで読んでみて、
如何にドラマは簡略化しているか、が分かりました。
個人的にはシベリアでの抑留生活の過酷さが
ドラマではわりとサラッと描かれていたので、
少し残念かも。
まぁ、余り重苦しくしすぎても、なのかもしれませんが。
読書の秋 [本]
読書の秋と言っても、
特に買い足して本を読むのではなく、
本棚からポイッと取り出したのを読む・・・、
そんな読書の仕方でございます。
この間、久しぶりに一気読みしたのは
藤沢周平の”よろずや平四郎活人剣”。
上下巻あっという間に読み切ってしまいました。
面白い小説は、何度読みかえしても飽きないものだ、と、
改めて実感致しました。
何年か前にTVドラマ化されておりましたが、
頭の中での平四郎像とはすこ~し違っていたかな、と。
ま、人それぞれでございますが。
”金のゆりかご” [本]
先日、梅田の大型書店で購入してしまいました。
前から新聞の書評欄にも出ていた、注目株の作品でございます。
出版されたのはかなり前なのでございますが、
書店員さんのPOP広告で、ジワジワと人気が出てきたそうな・・・。
で、それに乗っかっちゃった次第でございます^^
内容は医学ミステリーっぽいのでございましょうか?
医学とミステリーの混ざり物といえば、
最近では”バチスタ~”シリーズが有名でございますが、
こちらはちょっとSFっぽくもあり、
現実に、あり得そうなあり得なさそうな・・・という安定感のなさが、
より恐怖感を味わわせてくれたりするのでございます。
前半はどちらかというと、
ダラダラと謎がまかれていく感じで、
そんな大きな進展もないのでございますが、
こと終盤に至っては、
え?こいつが黒幕?!
え?そうじゃないの?!
え?またまたどんでん返し?!
の繰り返しで、
頭の中が混乱する一歩手前にまで陥ります^^
(後で、こういうパターンがこの作者の特徴だと知り得ましたが。)
面白いと言えば、面白い部類だったかと。
ただ、はんちんぐは”人間の感情の機微”を詳細に描く作品が好きなので、
その点から言えば、及第点には至らない感じが致します。
宮部みゆき作品での読後感を考えると、差があるような・・・。
しかしながら、他の作品も読んでみたい気もしたのも事実でございます。
み~つけた♪ [本]
今朝の朝日新聞の広告欄で見つけました。
”旅の絵本”シリーズの最新刊。
以前、書いたことがあるかとは思いますが、
この”旅の絵本”、Ⅰからずっと買い続けております。
ヨーロッパ、イギリス、アメリカ、と、
一人の旅人が馬に乗って旅を続ける・・・と、
文字にすれば何のことはない絵本なのでございますが、
字のない分、ページの隅から隅まで見ていくと、
様々なドラマがあったりして、不思議と自分が旅をしている感覚になるのでございます。
そして安野光雅ならではの”お遊び的”な部分もあって、
(それを見つけるのも楽しい^^)
繰り返し、繰り返し、みてしまうのでございます。
今回は中国らしいです。
明日、ふもとに降りるついでに(笑)書店による理由が出来たのでございました。
買っちゃいました♪ [本]
先日話題にした”松本清張・傑作映画~”、
やはり購入してしまいました。
清張ファンとしては、”砂の器”は外せないだろうなと。
ただ3000円はなぁ~、とか、
場所とるかなぁ~、とか、
いろいろ迷う要素はあったのでございますが、
最後に背中を一押ししてくれたのは、
臨時収入?の図書カード
旦那がゴルフで貰ったらしいドラコン賞だか何だかの図書カードが
ちょうど3000円分!!
これはきっと
”松本清張~”を買え!という神さまの御神託なのよっ!と、
ご都合主義の極みのような(笑)判断で決定^^
で、現在我が家にあるのがこれ。
思ったよりも小さいです、サイズが。
いつものA4版くらいのを想像していただけに、
単行本サイズとは・・・。
本誌の方はすぐに読んでしまいましたが、DVDは長いので、また後日ゆっくりと。
で、ついでにこちらも勢いで買っちゃいました。
やっと原作が読めました^^
映画と違う構成でございましたが、
どちらもはんちんぐ的には○!でございました。
松本清張・傑作映画ベスト10 [本]
おいおいおい・・・、
また購買欲をくすぐられるような月刊本が刊行されてしまったではございませんか^^
先日から、新聞の広告欄に小さく載っていたのには
気づいておりましたが・・・。
その時は、いや、全部集めると3万は超すぞっ!と、
グッと我慢しておりましたが、
今朝の日経では本日発売の文字と共に、
前回より数倍もの大きさで、
ど~ん!と広告^^
もう心は本屋さんへ・・・。
取りあえず、一巻目の”砂の器”は欲しいしなぁ・・・。
藤沢周平シリーズ、戦乱の日本史、と、
買い続けてしまったはんちんぐ、
ここが思案のしどころでございます。
最初に思っていたものと違うものに・・・ [本]
服でも何でもそうですが、
最初予定していたものとは違うものを
買ってしまうことは、ままあることでございます。
今回は本。
最初は、
のつもりが、
余りにも伊坂作品の多いのに、
探し出すのに辟易してしまって、
えぇい、次に手にした本に鞍替えするぞ!とばかりに、
書架を見回して見つけたのがこの一冊。
(半ばやけくそ^^)
宮本輝の作品は、
不思議と今まで読んだことがなかったのでございます。
この夏、怒濤のように添削した娘のドリルのなかに(笑)、
国語長文問題で2度も見てしまった、”泥の河”。
何が取り持つか分かりません^^
映画は(TVだけど)観たことのあるような。
モノクロで田村高廣が出ていた・・・くらいの記憶ですが、
良い映画だったと思います。
夏服を着た女たち [本]
今朝のワイドショーで、
子供の読書感想文をテーマにしていたのを観て、
思いだしたのでございますが、
はんちんぐ、自慢ではございませんが、
余り積ん読、というものはしないたちでございます。
買ってきたら、即読む、という態勢なので、
自然と家にある本はどれも一度は目を通している、というのが正しいのかもしれませんが。
が、やはりたまには、ま、いつか読もう、と、置いているものもあるのでございます。
そんな一つがこの”夏服を着た女たち”。
何で買ったのか、かなり昔だったので、もはや理由を思い出せません^^
表紙の画は和田誠で、好きなイラストではありますが、
レックス・スタウトシリーズのようなインパクトがあるわけでもなく、
どちらかというと淡泊な感じ。
多分、大貫妙子の”夏に恋する女たち”の影響で手にした一冊かと。
(かなりあやふやでございます^^)
買った頃は、多分登場人物たちに投影できなかったんでしょう。
が、おばさんとなった今では(笑)、少しは分かるかも。
まぁ、ストーリーに出てくるような、こじゃれたライフスタイルではありませんが^^
去りゆく夏と共に
ページを開いてみようかと。
(かなり、雰囲気で読もうとしているのがみえみえでございます^^)
ちなみに↑の表紙は和田誠では無いと思います。
私が買った頃のはそうでございました。
きのうの神さま [本]
”ディア・ドクター”の余韻を楽しむ毎日でございますが、
その延長で、購入致しました。
西川美和著、「きのうの神さま」。
映画の原案の内容、となっていましたが、
映画のストーリーをなぞるものではなく、
アナザーストーリー、といった感がございます。
あぁ、あの人の過去はこんなだったのか、とか、
こういう下地の積み重ねで、出来上がったキャラなんだ、とか、
その後はこうなったんだろうとか、
いろいろ思いを巡らせることの出来る一冊でございます。
映画を先に見ていた分、
読みながら、画像が頭の中で浮かびやすく、
イメージが湧きやすうございました。
よく、映画と原作とのギャップで、
どちらを先に観るか(読むか)で悩むことが多いのでございますが、
彼女の場合、監督も脚本もご本人なので、
その辺のブレがなく、どちらも楽しむことが出来るのでございます。
昨日買ってきて、速攻で読み上げてしまいましたが、
また読み返すのが楽しみでございます。
というより、また映画も観たくなってまいりました。
で、映画を観たら、また本を読み・・・の、
延々続くループのような作品(笑)。
恐るべし、西川マジック^^