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グッバイ、サマー [映画]

ついに行った。
映画館に。
”グッバイ、サマー”だ。
評判の良さと、映画のワンカット(二人が並んでチョコクロだかを食べているところ)に
ピーン!ときたので、これは観なければ、と思った作品なのである。

期待通りでございました。

14歳特有のジレンマだとか真っ直ぐさとか、
その他諸々が詰まった、所謂”大人でもない子供でもない”的な映画。
今までにもこういう作品ってあったけど、
単なる成長物語、でもないのがフランス映画たるところか?
夏休み、っていうシチュエーションも良いな。
”スタンドバイミー”とか”ウォルター少年と、夏の休日”を
ヘビロテしている人間(つまり自分だ^^)にとっては、
”夏フィルター”がかかると、それだけで切なくなる^^
今回もそうだ。
途中、立ち寄った妖しいお店^^の多国籍感には疑問を感じつつも、
それを打ち消すくらいの感動はあった^^
何といってもダニエルの”中性的な困り顔”が魅力的だ。
中の人はもっと男の子っぽい感じはするけれど。
あとラストも気に入った。
ちょっとネタばれになるかも、だけど、
主役ではない人間の、別視点での”過去との決別”が、
いっそう心に響いた。
思春期映画の瑞々しさと、
夏の終わりの哀しさと、
そんな感情に浸りたい人向けの映画なのでございます。

今朝は本。

悲しみよこんにちは (新潮文庫)

悲しみよこんにちは (新潮文庫)

  • 作者: フランソワーズ サガン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/12/20
  • メディア: 文庫


フランス映画を観たせいか、今日はこれを再読したい。
再読どころか、初めて読んだ中学生の頃から、
どれだけ読み倒してるんだ、というくらいの愛読書ではあるが^^


2016-09-15 06:20  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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