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京都みやげ [旅行・お出かけ]

昨日の続きでございます。

三年坂付近のお土産やさんは、どこもかしこも観光客で一杯。

旦那と娘はそこで”生八つ橋”やら”おまんじゅう”を買っていましたが、

はんちんぐは、どうせなら焼き物を・・・と探します。

とはいえ、機械で大量生産されたような器は、ちょっと・・・と思いますし、

かといって名の知れた作家の作品なぞ、手が届くわけも無し・・・^^

今までも旅行先では、新進作家の器なら手頃なお値段で購入できたので、

お皿やマグカップ、いろいろと集めてきているのでございます。

で、やっと見つけました、色合いの綺麗な器を。

丸皿はよくありますが、手作りらしく、少しいびつに曲げたところが景色となって、良い感じ。

(鑑定団口調になりました・・・^^)

色もこのブルーの感じが気に入りました。

他に色違いとして、グリーンっぽいのと、オレンジっぽいのがあって、それらも気に入ったのですが、

最終的にこの色に。

お土産2番目は、ちりめん山椒のお店に。

ちりめんのお店はたくさんあって、何処が良いのか分からなかったのですが、

取りあえず飛び込みで入った店で試食・・・^^

辛い物好きな一家なので、七味が入ったちりめんと、青唐辛子の佃煮も一緒に購入。

ごはんのおともが増えました。

そして、今回、偶然見つけて、一番はんちんぐの中で”ヒット!”と思ったお土産を。

”幽霊子育飴”でございます。

六波羅蜜寺に向かう途中の辻で見つけました。

持って行ったガイドブックにも載っていないので、本当に偶然。

お店自体は小さいのですが(失礼)、看板に”幽霊子育飴”と大きく書かれているので、

な、何なんだ?!と目を引いたのでございます。

ご存じでしょうか?”幽霊子育て飴”のお話を。

私は本か、落語で知っており、娘も”日本昔ばなし”のビデオで見たことがあるそうです。

私が読んだ昔話では・・・。

昔、飴屋さんに夜な夜な飴を買いに来る女の人がいました。

”飴を一文下さいな”という女の人に、主人は一文分の飴を売りました。

次の夜も、次の夜も、飴を一文分だけ女の人は買いに来ます。

そして七日目の夜。

その夜も女の人は店にやって来ます。ところが、主人にこう言います。

”申し訳ありませんが、もう持ち合わせがないので、飴を一文分恵んで下さいな”と。

主人も快く、飴を包んで渡したものの、どうも様子が気になって、

その女の人の後をこっそりつけていきました。

着いたのはあるお寺。そのお寺の中に女の人は入っていき、そのまま裏手の墓場へ・・・。

そして無縁仏の墓のところでフッと消えてしまいました。

その下からは、かすかに赤ん坊の泣き声が・・・。

驚いた主人は、住職を起こして、その墓を掘り返すと、

女の人の亡骸の傍らに男の赤ちゃんが泣いていたのでございます。

赤ん坊が生まれたものの自らはもうこの世の人間ではない、

そこで三途の川の渡し賃を使って、毎夜、子供のために飴を買い続けたものの、

渡し賃の六文が無くなって、七日目には恵んでもらおうときたのでは・・・。

と、住職が主人に話しました。

その男の子はお寺で引き取り、その後、立派なお坊さんになりました・・・。

てな感じの話だったと思います、確か。(適当な記憶ですが^^)

で、その肝心の飴。

普通の麦芽糖、なんですが、素朴な味で、昔ながらの飴、でした。

こういうお土産は、思い出に残って良いですね。

 

 

 

 


2007-12-11 10:54  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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ぴーすけ君

このブルー、色を出すのが大変だって母が申しています。
オシャレなお皿・・・何を置くのかしら(* ´艸`)
by ぴーすけ君 (2007-12-12 08:45) 

hanntinngu

>ぴーすけ君さん
青色、難しいとは知りませんでした。
ただ、色んなお店を見て回る中で、この器を置いているお店の品揃えが
気に入ったもので・・・。
他にもマグカップや菓子器、小皿など、やはりこの青中心の作品が並んでいました♪
お刺身を盛っても良いし・・・、でも最初はパンを入れて朝食の食卓に
デビューさせました^^
by hanntinngu (2007-12-12 15:28) 

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